登場人物 - 男

朱星凍希矢 /　ヴァンダルギオン・ボルテニス　/　黄昏

　いーかげんな性格の１４歳。世の中なめてると思われがち。口癖は「ま、いっか」。甘党。スポーツ駄目、勉強もあまり得意でなかったためデュエルに打ち込んだ。ただし、致命的といっていいほどデッキ構築センスがない。
　小４のとき、事故で一度に両親を亡くしている。そのせいかあまり人を信用しないが、人を見る目はあるつもり。自分より他人を優先したり、一人でいる寂しさに耐えられない一面も持ち合わせる。
　余計なものをそぎ落とした涼しげな顔立ち。眉目はそれなりに整っている。身長は高くもなく低くもない。人が彼を思い出すとき、たいていはキャップをかぶってポケットに両手を突っ込んだポーズを思い浮かべる。
　デッキ名は『エンジェルパーミッション』。その名にふさわしいデッキと戦略を使う。使用カードは『ヴァンダルギオン』、『ジェル・エンデュオ』、『智天使ハーヴェスト』など。

科白集

「空元気でも、続けていれば元気になるんですよ」
「あああ！　おつりもらうの忘れた！　……ま、いっか」
「デュエルをする理由？　オレ、他に得意なものがないから」