登場人物 - 女

西川瑞貴 / 世紀の大泥棒 / めたぽ

　　大学教授と有名科学者の娘で、周りからはサヴァン症候群と揶揄されるほどの特殊な能力に恵まれている。十二才で大検に合格しているが、いまはいたって普通のお姉さん。ウェストバーナード・インターナショナルスクールに短期留学中。双子の妹がいる。
　健康的な褐色の肌、金と茶の間くらいのパーマネントウェーブの髪。見る人に活発な印象を与える。
　会話によるゆさぶりが得意。『サヴァン』の名を冠するデッキは、自らの能力を最大限に生かしたメタ・コントロールデッキ。

科白集

「これが私の『瞬間記憶操作』。デュエル外から徹底的に攻めさせてもらうから、覚悟してね」
「男は論理的、女は感情的ってゆーのは本当だと思う。基本的なベクトルで、という話だけど。私？　周りには論理的って言うひともいるけど、自分ではじゅうぶん感情的だと思ってる」
「切り札は先に出したほうが負け、って知ってた？」
「デュエルをする理由かあ。はじめた理由なんてわすれちゃったから、今も続けてる理由でもいいかな？　うん。戦いやつがいるんだ」